受賞者スピーチ2021

団体受賞者スピーチ

初級1位

京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社

常務取締役 内部監査・品質管理室 室長 小出 晃義 様

 この度は、食品表示検定成績優秀団体表彰の栄誉を賜り、誠にありがとうございます。新型コロナウイルスにより社会の在り方が変容し、安全安心に対する価値観は以前よりも強くなり、食品に対しても安全安心を求める顧客の要請は強くなったと認識しております。ECサイトやデリバリーの台頭など飲食事業・食物販事業における流通チャネルのシフトチェンジは私どものようなホテル業界においても取り組むべき課題として顕著になったこと等の背景があって、食の安全安心の根源の一つである食品表示の重要性を改めて認識した次第です。
 そのような流れの中で、お客さまとの信頼関係をより強くしていくためには、食品表示に関する知識は従業員が等しく備えておくべきことという方針を定め、食品表示検定受験に会社を上げて取組んで参りました。食品表示への関心と従業員の食の安全安心に対する意識改革につながってきたことを実感しています。
 今後も食品表示に関する知識の涵養に努め、安全安心な商品の供給に努めて参ります。ありがとうございました。

初級2位

株式会社マルアイ

指導教育部 部長 市位 勝 様

 兵庫県加古川市に本拠を置き、県内に60数店舗を展開いたしておりますスーパーマーケット「株式会社マルアイ」の市位でございます。この度は、団体派遣会場受験を始めて4度目の挑戦となり、前回に続き連続しての団体表彰をいただき、誠にありがとうございます。
 当社の方針で、幹部候補試験の受験条件の1つに「食品表示検定初級資格試験合格」を掲げておりまして、食品表示関連のコンサルタントであります「コレクトレーベル代表の藤原和樹氏」のご指導を受けつつ、食品表示に対する社員の意識向上に努めて参りました。
 今回もコロナ禍での受験となりましたが、社員の受験意欲が高く、このような厳しい情勢下にありながらも多数の合格者を出すことができ、非常に嬉しい限りでございます。これも社員の頑張りとご指導をいただきました藤原先生のお陰と感謝しているところでございます。
 次回の試験よりCBT方式が導入されるということで、これまでのような団体派遣会場での試験はできなくなりました。試験日程が3週間程度と受験機会が増える一方で、団体申し込みについては事前に社内で希望者を募り協会に申請、その後インターネットで各個人が受験申し込みをする形式に変更になりました。個人の申し込みではなく、社内での受験希望者分を、会社から協会へ申し込みできるようなシステムになれば、より多くの者が受験できるのではないかと感じております。是非ご検討いただきたいと存じます。
 社員には今後も資格取得を推奨し、会社としてこれまで以上に食品衛生に努め、安心・安全な商品をお客様に提供し続ける所存でございます。この度は誠にありがとうございました。

初級3位

生活協同組合コープさっぽろ

組織本部 品質管理室 室長  是永 憲宏 様

 この度は、食品表示検定団体の表彰をいただきありがとうございます。コープさっぽろでは、食品表示検定試験の開始以来、資格取得を進めてまいりましたが、その結果、延べ合格者は、初級1,059名、中級286名、上級9名となりました。
 また、現在は職員の役職によって、初級、中級を取得しなくてはいけないという要件になっており、食品表示知識を役割に応じて活用する体制になっています。
 今後も、食品表示検定で知識を得て、組合員へ安全安心な食品を提供していくことに努めていきます。

初級4位

株式会社田子重

 この度は、2021年度食品表示検定初級の団体表彰をいただき、誠にありがとうございます。
 弊社は2019年度より、食品表示についての知識を習得し、適正な食品表示を徹底する為、食品表示検定の受験に取り組んでまいりました。
 現在は、正社員全員初級取得を目標に掲げています。また、パートタイマーにも募集を募り、受験いただき、食品表示の知識習得に努めております。
 今後も、食品表示に対する意識を向上し、初級に限らず中級にも挑戦していきたいと思います。
 この度は、表彰いただきありがとうございました。

初級5位

京都栄養医療専門学校

副校長 水野 裕士 様

 2021年度の食品表示検定(初級)において、団体表彰をいただけることに深く感謝申し上げます。
 京都栄養医療専門学校では、2019年度から管理栄養士養成課程、栄養士養成課程の学生を対象に、食品表示の学習をスキルアッププログラムの一つに加え、資格挑戦を通じて個々の能力を高めていこうと取り組んでいます。今年度も学内で受験希望者を募ったところ、食品表示に関する確かな知識と判断力を身につけて食のスペシャリストを目指したいという学生が数多く集まりました。コロナ禍という難しい状況でしたが、意欲の高い学生を中心にオンラインでの勉強会が開催され、積極的に学び合う姿勢が見られました。
 合格者からは「次年度は中級にも挑戦したい」という意見が数多く上がっており、2022年度は中級受験に向けた勉強会も学内で行い、志をより高くして学習を進めていく予定です。
 専門学校の使命である「即戦力の職業人の輩出」を通じ、人々の食生活の改善やQOLの向上に貢献できるよう今後も取り組んでまいります。引き続きご支援をお願い申し上げます。

中級1位

日本デリカフーズ協同組合

 この度は団体表彰をいただきありがとうございます。
 私共の組合は全国で多数の会社、工場が加盟している組合です。食品表示は各社各工場で作成していることもあり、各社各工場へ有資格者の配置を推進しており、組合では研修および検定試験の募集を行っております。おかげさまで2021年度は103名が中級試験に合格することができました。
 食品表示はお客様にとって重要な情報ですので、今後もより分かり易く、正確な情報をお伝えできるように、上級へのチャレンジを啓蒙すると共に食品表示検定を通じて知識の向上を図り、より精度の高い表示作成に努めてまいりたいと思います。
 この度は誠にありがとうございました。

中級4位

株式会社ロッテ

中央研究所 所長 芦谷 浩明 様

 株式会社ロッテ中央研究所は新たな研究開発に挑戦し、商品を生み出し続ける部署で「食品表示」はとても重要なものと考えております。2019年度から研究員のスキルアップの一環として団体受験を開始し、2021年度も中級団体受験者全員が合格することができました。
 食品の安全・安心は開発を行う上で最も大切なことです。研究所では使用した原材料の情報を基に食品表示を作成する業務も行っています。そのため、お客様が安心して商品を選択していただくために研究員は正しい食品表示の知識が必要です。今後も本検定試験を活用させていただき、組織全体として食品表示に関するレベルアップを図っていきたいと考えております。

中級5位

昭和産業株式会社

品質保証部長 野口 康人 様

 この度は栄えある食品表示検定の団体賞を頂き、誠に身にあまる光栄でございます。厚く御礼申し上げます。
 弊社は日頃から、お客様に安全・安心で高品質な商品を提供するために、食品表示業務に携わる従業員に、資格認定として『食品表示検定』を活用させて頂いております。 
 今後も『食品表示検定』を通じて、弊社の品質保証体制の向上に努めて参りたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

個人受賞者スピーチ

第23回 初級1位

大熊 達也 様

 この度は表彰いただきありがとうございます。
 私は鶏卵商品の製造、販売をする株式会社丸金(まるかね)という会社で営業担当をしております。これまでは食品表示関係については他の職員にお願いしてばかりでしたので知識はゼロ、検定があることも知りませんでした。
 当初は会社からいわれるがまま、まずは初級ということでテキストで勉強をはじめましたが、表示ルールの細かさに驚き、毎日の買い物のたびに様々な商品に目を凝らすなど、楽しみながら学ぶことができました。結果も伴い満足しております。さらに理解を深めたいと昨年秋に中級も取得いたしました。
 検定をきっかけに、これまでの業務に加えて、パッケージデザインや表示作成を任せてもらえるようになりましたので、営業としてお客様のニーズを取り入れつつ、公正で安心な商品づくりに貢献できるよう学び続けて参ります。

第23回 初級1位

竹下 涼 様

 この度は、成績優秀者として表彰していただき大変光栄に思っております。誠にありがとうございます。
 私はスターゼン株式会社品質保証部で商品規格書や食品表示の作成と確認の業務を担当しており、表示の基礎的な知識を身につけるため検定を受験いたしました。
 弊社は食肉を中心とした食品を扱っておりますが、今回の受験にあたり生鮮食品、加工食品、食品添加物の表示について幅広く学ぶことができ、どのルールもお客様にわかりやすく情報が伝わるように決められていることがわかりました。表示を間違えて事故を起こさないように、お客様に安心していただくために、食品表示についての理解をさらに深めていきたいと思います。

第23回 初級1位

陶山 優月 様

 株式会社サニーフーズ 商品部・品質管理課の陶山優月と申します。この度は成績優秀者として表彰していただき大変光栄に思っております。
 弊社は産直食品の卸売を行っている会社です。お客様に安全・安心な食品をお届けするため、これまで多くの社員が自主的に食品表示に関する知識を習得し、食品表示検定に合格してきました。
 特に、私の所属する品質管理課はメーカー様から提出された書類を確認したり、一括表示を作成したりする部署ですので、食品表示に関する知識が不可欠です。検定試験のテキストが体系的に纏められていて大変分かりやすいので、知識の習得にとても役に立ちました。今でもテキストは参考書として手元に置いて活用させていただいております。
 これからも、食品表示の最新動向に注視しながら更なる知識向上を目指して頑張りたいと思います。ありがとうございました。

第23回 初級1位

堀谷 果穂 様

 この度は成績優秀者として表彰頂き大変光栄に思っております。ありがとうございます。
 私は大学で食品の安全性や機能性について学んでおります。食品の安全性を理解するうえで食品表示はなくてはならない存在であるため、食品表示検定を受験いたしました。勉強していく中で消費者の安全を守ることに加え、商品の選択に欠かせないものであるということを学びました。
 現在、食品業界を中心に就職活動をしており、就職できた暁には検定で学んだことを活かして業務に取り組んでいきたいと思います。昨年の冬に中級を取得することができたため、さらに勉強を重ねて上級にもチャレンジしたいと思います。

第23回 中級1位

高橋 友城 様

 コープ食品株式会社 東北工場の高橋と申します。このたびはこのような賞をいただき、光栄に思っております。
 一方で、食品表示のお仕事の最前線で日々、ご尽力、ご活躍されている方々に割り込んでしまうかたちになってしまったことへの、一抹の申し訳なさもありますが、何はともあれ、ありがとうございます。
 弊社では、一般家庭用および業務用のレトルトパウチ食品、調理冷凍食品、農産加工品などの製造、加工を行っております。私自身は福島県の工場で、現在は生産業務に従事しております。フォークリフトで製品を運搬していて、「この包装の表示は、いったいどういう経緯で出来上がっているんだろう。得体の知れないものを、ただ指示を受けて運んでいるのは納得がいかない。」そんな探求心と意地、また、自分の仕事の幅を少しでも広げるきっかけにできたらという希望も、食品表示検定にチャレンジしようという原動力となりました。
 表示ができるまでに、実にたくさんの法令が絡み合っているのを目にして驚きましたが、それらの一部だけでも垣間見れたことはもちろん勉強になりましたし、添加物の物質名と用途など、食品そのものへの理解も深めることができました。
 立場や業務に相違はあれど、「お客様によりよい品質のものをお届けしたい」それは食品業界で働く人として、共通の願いだと思います。食品表示検定の対策を通して学んだことを無駄にせず、初心を忘れずに、日々の業務に励んでいきたいと思います。
 都合がつかず、スピーチには出席できませんでしたが、このような機会まで設けてくださり、ありがとうございました。

第23回 中級1位

濵田 真奈美 様

 デュアルカナム株式会社アルカナム事業部の濵田真奈美と申します。この度は、食品表示検定成績優秀者として表彰いただき大変光栄に思っております。
 小売業で販売される商品について登録された電子カルテの点検作業を担当しています。点検作業の中には、商品の食品表示が法令に則ったものであるかという作業もあり、食品表示検定で得ることのできた知識は、私の業務には大変重要なものとなっています。
 検定試験は、試験範囲が広く情報も膨大で覚えることに苦労しましたが、日々の業務の中で職場の皆さんからわからないことを一つ一つ丁寧に教えていただき、知識を得ることができたことも大きく、大変感謝しています。
 今回合格出来ましたが、未だに自身の知識不足を実感しております。今後も食品表示に関する知識を深め、消費者の皆さんに安心できる食品をお届けする一助となることができるよう努めていきたいと思います。この度は誠にありがとうございました。

第24回 中級1位

平中 星汐彩 様

 株式会社ロッテの平中星汐彩と申します。本日はこのような式で表彰いただき、大変光栄に思います。
 ロッテではガム・キャンディー・チョコレート・ビスケット等の菓子製品やアイスの製造・販売をしています。私は2020年にロッテに入社し、今は中央研究所アイス研究部に所属しています。主な業務内容はアイスクリーム類の新商品開発ですが、商品の表示作成や安全性の確認も大切な業務の一つです。
 弊社では、お客様に安全で安心な商品を届けるため、品質保証部部門のメンバーだけでなく商品の研究開発に携わるメンバーも表示を理解する必要があると考え、研究員も積極的に食品表示検定を受験しています。
 私はまだ入社2年目で商品開発・表示作成の経験が浅いため、食品表示の基礎的な知識を身に着けたいと思い、今回の食品表示検定中級を受験しました。このような機会を与えてくれた会社に感謝しています。
 食品表示の勉強は楽しく、仕事だけでなく普段スーパーで買い物をしている時にも表示をよく見るようになりました。これからの業務にしっかりと役立てるため、認定テキストの内容は最低限すべて習得したい、と思って試験に臨んだので、100点という結果を聞いたときは大変驚きとても嬉しく思いました。
 これからも今回学んだことを活かして、お客様に安全で安心な商品を届けられるように努めていきたいです。本日はありがとうございました。

第11回 上級1位

小出 まみ 様

 この度は成績優秀者として表彰を受け、身に余る光栄です。ありがとうございます。
 私は、日本ハム株式会社 商品統括事業部で、ハム・ソーセージの規格審査を担当しております。この数年間は食品表示基準への対応に向け、社内で調整を行ってきました。受験をきっかけに食品表示法を改めて学び、「食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会を確保する」という目的を、より深く理解することができました。
 開発セクションからの商品設計に関する相談も多く、法律の解釈が難しい内容は、社内外に相談しながら対応しています。ニッポンハムグループ内での上級取得者も増えており、今後はさらに情報・知識ともに連携を深めてまいります。
 また所属する部署では、食品表示に関する知識を啓発していくとともに、食品表示検定取得を目指す社員への支援も行っており、引き続き社内の知識レベル向上に取り組みたいと思います。
 昨年、自主回収報告制度が施行され、食品表示に関連する自主回収は半数以上を占めています。消費者に安全、安心を届けるのはメーカーとしての責務であり、商品開発設計から製造に至るまでの過程に関与し、責任を担うことを誇りに感じています。幅広い知識を生かして新しい分野の商品にも対応できるよう、さらに精進してまいります。本当にありがとうございました。