合格者インタビュー

食品表示検定は就活にメリット!1年で初級、2年には中級に合格

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京都栄養医療専門学校
管理栄養士科
新堀 桜子様(左)
水野 裕士教授(右)

  • 2021年11月初級合格
  • 2022年8月中級合格

まず、貴校の概要をご担当の水野先生よりご案内ください。

水野 私どもは、栄養士、管理栄養士、医療事務、診療情報管理士を養成する専門学校です。このうち、栄養士科は定員120名で2年間、管理栄養士科は定員40名で4年間の教育課程を有します。特に管理栄養士養成課程をもつ専門学校は全国でも数少なく、卒業後に即戦力として活躍できるよう学習を進めています。
両学科では国家資格である栄養士や管理栄養士の免許を取得することを目標としますが、食と栄養・健康に関する専門知識・技術を高めるためにその他複数の資格を取得することも勧めています。そのひとつとして食品表示検定を推奨しています。

新堀様に伺います。現在管理栄養士科の2年生ですが、1年生ですでに初級を受験されています。動機は何ですか?

新堀 本校に入学した時に、管理栄養士以外の資格試験を紹介するガイダンスがありました。私は食品関連会社への就職を目指していまして、特に商品開発に興味があります。そのガイダンスの中で食品表示の資格を持っていると就職活動に有利だよというアドバイスをいただきました。また、食品表示は日常生活に密着したものですのでスーパーなどでの買い物の時にも役に立つと思い受験しました。

初級を1年生の時に取得され、すぐに2年生で中級にチャレンジし、見事に合格されています。

新堀 元々は中級を先に受けようと思っていましたが、もし失敗したらという不安があり、初級からチャレンジしました。その結果、合格したので自信がつき、すぐに中級を受験しました。

初級、中級合格と計画通りですね。学校では、食品表示のカリキュラムはありましたか?

新堀 学校では食品表示に特化した科目はありませんが、いくつかの科目で食品表示の概要部分を教えていただきました。その他、先生が食品表示の概要をまとめたガイドブックを作成していただき、それを基に勉強しました。

ご担当の水野先生は、検定試験の上級合格者でもいらっしゃいます。先生の見識を踏まえてのガイドブックですね。

新堀 そうです。そのほか、テキストをくまなく読むなどの勉強をしました。また、食品表示検定の受験者を対象とした勉強会が学内で開催されていたので積極的に参加しました。

合格した時の感想はいかがでしたか?

新堀 「やった~」という感想です。自信はあったのですが、やはり合格の一報は嬉しい。

初級、中級を合格されて、次へのチャレンジはありますか?例えば上級試験など・・。

新堀 食品表示検定は、2年生までに中級を取ろうという目標を定めていて、その通りに実現しました。これから4年生までには、その他の検定資格の取得を目指しています。もちろん、上級試験もチャレンジしたいですが、他の分野の資格も取りたいですね。

食品表示の検定試験は、新堀さんのお友達などにも好評ですか?

新堀 私が試験を受けて合格したので、友達が受験を検討しているようです。テキストを見ながら、「これ管理栄養士の試験にも役にたつね」というのが私と友達の共通認識です。

水野 私は食品表示法が施行される2015年に中級を受けまして、その後、上級を受験しました。上級はかなり難しかったですね。食品に関連する授業を受け持っていますので、食品表示診断士は大事な資格だと思って今後も授業を進めていくつもりです。

(インタビュー 2022年11月)