合格者インタビュー

商品デザインと食品表示は連動する重要な情報源

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一番食品株式会社
営業本部 営業管理課 営業企画
上田 貴之様

  • 2019年11月初級合格
  • 2021年11月中級合格

一番食品さんは九州で調味料を主に生産しているメーカーとして有名です。

上田 自社商品はもとより他社様のPB商品開発も数多く、幅広いジャンルの食品を生産しています。私は営業本部で商品のパッケージデザインを担当しています。そこで感じていることは食品表示は欠くことのできない重要な情報源ということです。
例えば、パッケージデザインでは、表示に準じたイラストやキャッチコピーを作成する必要があり、表示ルールを逸脱したものや、適切でない表現は使えません。当然、名称や原材料表示などの義務表示事項を満たしているかもチェックします。つまり商品デザインと食品表示は常に連動しているということです。

食品表示検定を受験した経緯は何ですか?

上田 食品表示検定試験は中村学園大学で一番食品が担当していた「食品表示」の講義を機に受験し、初級に合格しました。最初は食品表示にあまり関心がなかったのですが、徐々に表示とマーケティングの大切さと面白さを感じ始めました。就職は食品メーカーを目指していましたので、面接で食品表示の資格は有効に働いたと思います。
実際に社会人となって、業務に携わっていくにつれ、更に上のレベルの資格をとる必要があると感じ、中級を受験し合格しました。

受験合格までの勉強方法と今後のチャレンジ目標は何ですか?

上田 業務を行いながらの受験で大変でしたが、テキストを何度も読み返し勉強しました。印象的だったのが試験会場でのこと。学生から社会人、なかには高齢の方も受験されて関心の高さを実感しました。今後は、上級へのチャレンジもありますが色彩検定なども資格をとりスキルアップに繋げていきたいです。

(インタビュー 2022年7月)