合格者インタビュー

全社で取り組んだ「食品表示」目標は100%初級合格 =現在75%達成=

回答者画像

国分フードクリエイト(株)
経営統括部 兼 人事総務部 人事総務課 課長
辰巳 徹様(右)
販売業務部 販売業務課
西村 優伽様(左)

  • 2018年11月初級合格

国分フードクリエイトは、国分グループのなかで低温流通食品を取り扱う。商品カテゴリーはチルド、冷凍食品、アイス、デリカ商材など幅広い。「健康」「美味しい」「幸福」を軸にクリエイトブランド商品の開発も盛んだ。クリエイトブランドで、『おいしい低糖質麺』や『ギリシャヨーグルト』を発売している。また、国産豚肉にこだわった『贅沢肉まん』やカフェインレスコーヒーなどにも取り組んだ。同社の食品表示の取り組みは社員100%の食品表示検定初級取得。事務局の辰巳さまと実務で活用されている西村さまの2人の合格者から聞いた。

貴社が食品表示に取り組んだ経緯を教えてください。

辰巳 私は経営統括と人事総務を担当しています。今回「食品表示検定」を社内で受験する際の窓口として、事務局の業務を人事総務部として担当しました。
食品表示検定に関しましては若年層社員の昇格条件として指定されています。今回、当社全体で「食品表示」をもっと広めようという機運が高まり、昨年プロジェクトが立ち上がりました。目指すは100%の社員が初級に合格すること。勉強会を含めて国分グループの協力も得ながら、管理職も含めての受験となりました。

西村様は実務の立場で受験されました。

西村 私は販売業務部に所属し、主にメーカーへの発注業務を担当しています。当社センターの在庫を管理しながらの発注業務となります。BtoBの取引業務がメインとなります。「食品表示」に関しては社内で資格取得の機運が高まり、「これは受けざるを得ないな」という雰囲気になり受験しました。これまで食品に関する「資格」を持っていなかったので、この検定試験でのチャレンジは良い励みになりました。

どのように勉強されましたか?

西村 ひたすら「認定テキスト」を読みました。また初級の「検定試験の問題集」も大変役に立ちました。問題集をやりながら間違ったところはテキストを再度読み返しました。

辰巳 ユニークなのは本社・低温フレッシュフーズ統括部の品質管理担当者から毎日2、3問の模擬問題がメールで受験者に配信され、正答と解説も添付されていました。「認定テキスト」の精読と併せてかなり実践的で役に立ちました。

実際に受験された印象は?

西村 ちょっと難しかったと思います。しかしながら「認定テキスト」をよく読むとわかる問題でした。同じ部署のほとんどの方が受験されていたので、置いていかれないようにと心配していましたが、後日、上司から『合格』の通知をいただいてほっとしました。

試験後の社内の雰囲気はいかがでしたか?

西村 休み時間に試験問題の話題になり、「難しかったね」と話し合いました。やはり「ちゃんと勉強しないとできないね」というのが共通の認識でした。

辰巳 試験の事務局を担当しましたので、合格者はともかく、不合格者からは「難しかった」という声を聞きました。ただ、全体の平均合格率はクリアしてほっとしております。メールで模擬問題を提供していただいた品質管理担当者は「もっと」という気持ちがあったようですが、社内全体で食品表示に関心が高まり成果はあったと思います。

試験後の感想はいかがですか?

西村 スーパーマーケットで自分が発注した商品があると、表示を見て確認する時があります。やはり気になりますね。業務には役に立っています。個人的には乳製品などに興味がありテキストを見ながらまだ勉強中です。

辰巳 業務が経営統括・人事なので、直接的には業務との接点が薄いのですが、私も食品の裏面(にある表示)を見る機会が増えました。意識が高まったのでしょう、興味を持つようになりましたね。

今後の抱負はいかがですか?

辰巳 会社の事務局担当としては、社員全員が初級を取得するのが目標です。現在75%です。100%を達成した段階で、中級、上級とステップアップしていこうと思っています。

西村 私は難しいと思いながらも食品業界のお仕事をしていますので、少しでも学び吸収したいと考えています。そして、機会があれば中級に挑戦してみたいと思っています。